オンチェーン分析プラットフォームのNansenが公開した最新データによると、ソラナの年間手数料総額が約6億317万ドルに達し、トロン(5億8,110万ドル)とイーサリアム(5億1,472万ドル)を上回り、年間手数料収入で首位に立ったことが明らかになった。
イーサリアム
ETHの年間手数料収入は前年比79%減と大幅に減少した。これは、レイヤー2(L2)ソリューションへの取引移行が進んだことが主因とみられる。イーサリアムのアクティブアドレス数は前年比29%増の約6,429万、トランザクション数も23%増の約5億1,627万件と活動量は増加しているが、L1(メインチェーン)での手数料負担が軽減されたことで収益は大幅に減少した。
一方、ソラナ
SOLも手数料収入は前年比13%減となったものの、トランザクション数は約230億件(前年比72%増)、アクティブアドレス数は約10億5,047万(前年比48%増)と、活動量は大幅に拡大している。トランザクション数の増加に対して手数料収入が減少していることから、1トランザクションあたりの平均手数料が低下していることがうかがえる。
年間手数料収入で2位となったトロン
TRXは、約5億8,110万ドル(前年比11%増)を記録した。トロンはステーブルコイン送金での圧倒的シェアを背景に、安定した成長を維持している。トランザクション数は約32億2,622万件(前年比37%増)、アクティブアドレス数は約1億323万(前年比15%増)と、実需ベースのユースケースが支えている。
ビットコイン
BTCの年間手数料収入は約1億7,228万ドル(前年比81%減)と大幅に減少した。トランザクション数は約1億5,405万件(前年比20%減)、アクティブアドレス数も約1億1,596万(前年比6.9%減)と活動量も縮小傾向にある。手数料収入の減少率が取引数の減少率を大きく上回っており、高額手数料を伴う取引が大幅に減少したことがうかがえる。
BNBチェーン
BNBは年間トランザクション数が約39億件(前年比194%増)と大幅に増加し、手数料収入も約2億5,960万ドル(前年比34%増)と成長を続けている。アクティブアドレス数も約2億4,352万(前年比169%増)と、アジア市場を中心に強固な地位を築いている。
ブロックチェーン間の競争が激化する中、手数料収入とトランザクション数のバランスが各チェーンの持続可能性を測る重要な指標となりそうだ。


